自己観察やってるつもりで出来てなさそうな人からの質問への答えです。

―以下引用―

>私もなんとなく「別の領域」だと思う所に浸って、ひたすら自分が気持ちよくなる方向に気分を委ねていました。そうすることによって自分は安心感が得れるだろうと思っていましたが、もう限界です。限界というのは、私の精神ではなく周りの状況です。お金は得られるどころか減る一方、状況は全く変化せず・・(以下略)・・「ここにいたらすべてはうまくいくはずだ!」と思って後回しにして結局何一つ現状に変化がありません。

→「何となく別の領域だと思うところ」とか「別の領域みたいなところ」とか書いてるように、あなたは「別の領域」を感じられてるという自信がないから不安でしょうがないのに、「こうしてれば良いらしい」と言い聞かせてたんじゃないかな。

あなたがレスに書いてあるような、現状に対して思ってる不満とか不安を淡々と見てる場所が「別の領域」なのだけど、あなたは思考と一緒に不安になって限界を感じているだけにしか見えません。

私には不安に蓋をしながら、委ねたフリをしてたように思えます。そういう自分の思考の層に一つ一つ気づく事が観察なのです。あなたは「これは現実逃避なのではないか」と思ってる事には気づいてますが、その思考と一緒になってるので、その思考を眺める立場には立てていません。

まぁ人それぞれなのでなかなか変化しない人もいると思いますが、多分、表面的な部分だけしか観察出来てないと変化は遅いと思います。基本は「今、どんな思考と一体になってるかにきづく」ことです。

「そう思ってる」部分に気づいた後、「あぁ、不安だからそう思ってるんだな」というところまで気づいてあげないと単に「現実逃避」です。

どんなやり方をするにしても、不安になったから「これで良いんだろうか」と思う所で不安なまま(その不安を採用して)終わりにするか、その不安に「そう思ってる思考があるだけだ」という事に気づいてその不安を取り下げるか、それだけだと思います。

引用元:自己観察式まとめhttp://geminikanon.blog.fc2.com/blog-entry-404.html

なんとなく陥りがちな感じかもしれないのですが、結局やってるつもりで出来てないですよね。そういう不安になってる自分に更に気づく、その「不安だからそう思ってる思考」を観察するところまでいかないとあまり意味がなさそうです。逆にそこまで気づけて思考と一体化しない状態になれると楽になる気がします。自分もまだまだ実践中ですが‥更に気づく、というのが重要ですね。

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自己観察や元祖1式をやってみて、いつの間にか忘れてて、またやってみて…と気まぐれにゆるく続けてます。

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